
あなたは何故、引越しを考えているのでしょうか?
- 入学・卒業・就職するから
- 同棲・結婚・離婚するから
- アパートの更新期限が迫っているけど、更新するか迷っている
- 壁・天井が薄くて、隣や上層階の生活音が気になる
- 通勤時間が長すぎるので、近場に引越したい
- 彼氏・彼女と同棲したいけど、予算が少なく初期費用に不安
- 生活費に余裕がなく、家賃の安い場所に引越したい
理由は何にせよ引越しを検討しているなら、まずは予算を考えるために見積りを取ってみましょう。
引越し直前に、見積りを取ると想像していた以上に高い金額が出て驚くこともありますからね。
「引越し先が決まってなくても見積りは取れるの?」
「はい、引越し先が決まっていなくても見積りは申し込めます」
これは引越し見積りサイトに「引越し先の住所」を書く枠があるため、多くの方が勘違いしていることです。
どういうことか詳しく説明させてください。
見積りに必要な「引越し先住所」は都道府県・市区町村まで
引越しの見積りというと、多くの方が一括見積りサイトを利用されると思います。
この一括見積りサイトですが、申し込みフォームには、
- 現在のお住い(現住所)
- 引越し先のお住い(引越先の住所)
と2つの入力欄が表示されています。
ご覧のように「現在のお住い」の枠では、番地まで入力枠すべてが必須項目になっています。
ここは自分がいま住んでいる場所の住所なので、ホームレスでもない限り入力できない人はいませんよね。
一方、「引越し先の住所」欄を見てみると入力が必須なのは、
- 都道府県
- 市区町村
までです。
具体的な、
- 番地
- マンション・アパート名
- 部屋タイプ(マンション・アパート・一戸建てなど)
は入力枠こそありますが、任意項目となっています。
これ、パッと見ると「現住所」と同じと勘違いしやすいんですよね。
「新住所も番地・アパート名・部屋番号まで必要と思って諦めてたのに・・・」
そんな方も実際にいらっしゃいます。
しかし、上記の通り「引越し先の住所」の番地・アパート名・部屋番号は任意項目です。
未入力で申し込んでも何の問題もないのです。
番地・部屋まで決まっている場合に比べると、見積り精度は下がる
ただし、市区町村までしか入力しない状態での見積りはあくまで「概算見積り」です。
引越し先の住所やアパートの部屋が決まっている場合に比べると、精度は下がります。
しかし、引越しを検討している、段階・部屋を探している段階なら概算料金でも十分参考になるでしょう。
ちなみに、サイトから見積りを申し込んだ後は、3段階の手順を経て正式な見積り書になります。
- メールで概算の費用が通知される
- 電話で詳しいヒアリング
- 必要があれば、家まで担当者が訪れて訪問見積り(主に家族での引越し)
概算費用が知りたい場合は、①の段階で十分です。
メールに返信しなければ、多くの業者から連絡はきません。
ただし、一部の引越し業者は、最初から電話で連絡してくる場合もあります。
その場合は、料金の目安など聞きたいことだけ聞くと良いでしょう。
引越し先が決まっていない以上、業者も正確な料金は出せないので強引な営業をかけられる心配もありません。
概算とはいえ、ネット上の相場・目安より正確
番地・アパート名を入力しない見積りでも、ネット上で紹介されている費用の目安・相場よりは正確です。
なぜならば、実際の引越し業者が
- あなたの住んでいる場所
- あなたの引越し先(都道府県・住所)
- あなたの荷物量
- 引越しの候補日
を元に算出した概算見積もりなのですから。
引越すかどうかは、見積もり金額が予算内におさまるか見てから判断してもいいのではないでしょうか?
引越し見積りは早い方がいい?
引越しの見積りを取るのは早い方がいいです。
理由は2つあります。
- 希望の引越し日が取れない可能性
- 引越し直前に、高い見積りを出されるリスク
希望の引越し日が取れない可能性
特に3月〜4月の繁忙期に引越しを考えている場合、早めに見積りを行いトラックを抑えておかないと希望日の予約が埋まってしまう可能性があります。
この時期は大手の引越し業者は平日でも予約で埋まってしまいます。
最悪の場合は、入居予定日の引越しは諦めるか、引越しシーズンだけ引越し業者を営むマイナー業者に頼むしかなくなります。
また、次に紹介するように足元を見られて高い見積りを出される恐れもあります。
引越し直前に、高い見積りを出されるリスク
次に、引越し業者さんから高い見積りを出されるリスクです。
引越しの料金は多くの場合、相見積もりを取って交渉を行えば下がります。
一括見積りサイトを利用するのは、複数の業者から相見積もりを取ることで業者間が競争して安い見積りを出してもらうためとも言えます。
しかし、入居予定日まで時間がないとゆっくり業者を選んでいる余裕がありません。
業者もそれをわかっているので、値下げ交渉は有利に進められないでしょう。
そんな高い見積りを、いざ物件を決めて、入居日まで決まった段階で出されると悲惨です。
予算が十分にない場合は、引越し後の生活費を削ることにもなりかねません。
まとめ
引越しを検討しているなら、早めに見積りを取るといいでしょう。
なぜなら、引越しを決める前に概算見積りを取ることで
- 引越しを迷っている場合、判断材料にできる
- 物件を借りる初期費用に、どれだけ予算の余裕があるかわかる
また、引越しの見積りは、早めに取っておくことで、
- 引越し希望日が空いている可能性が高い
- 値下げ交渉がしやすい
というメリットもあります。
引越しの一括見積りは無料です。
申し込み自体も1〜2分で完了します。
新生活への取っ掛かりにどうぞ!